12月19日(木)学校を基盤としたカリキュラム開発
富山県総合教育センター副所長岩城先生にコーチングを軸に教師に必要な資質・能力についてご講義いただきました。
楽しいアイスブレイクを交えながら、子供を真ん中にしたアントラージュみんながウェルビーイングになることをコーチングの視点で熱く語ってくださいました。以下、院生の学びです。
改めて教師として大切なことは何か考えるきっかけとなりました。コーチ、教員に大切なものとして、誠実さ(他人に対して正直であること)、真摯さ(物事に対して真剣に取り組む姿勢)、健全さ(バランスの取れた生活や考え方)という3つがありました。それに加えて最近は謙虚さも大切なのではないかと思っています。相手と価値観が違うと感じても自己中心的にならずリスペクトすることで、考え方や捉え方も変わり信頼関係も築けるのではないかと考えました。また、グッドコーチに求められる資質能力として、人間力という言葉から確かにコミュニケーション能力、リーダーシップ、問題解決能力、共感力等が備わっている教師のクラスは学級経営が上手くいっているように感じます。教師と子供は上下関係であるのではなく、教師が間違ったら対等な立場として謝る姿勢も大切だと思いました。私はティーチングばかりしていたので、コーチングと両方を状況によって使い分けていきたいと思います。
教師として教えるということよりも一緒に考え寄り添っていくという姿勢が今求められているということが分かりました。また、「Entourage」、「Integrity」という言葉がありました。子どもの教師以外の大人と多く関わっています。その中で教師の果たす役割とは何なのか、自分以外の支える人間とどのように協働して支えていけるのか、誠実に子供と向き合うとはどのようなことなのかということを今後も考え続けたいです。



